にんじんかたい

よく煮込むと柔らかい しかし面倒

オリジナリティと散文 2024-08-08

オリジナルってなんだ

レポートを書いているときによく考える。
自分の考えていることは誰かによって提案された知識でのみ構成されているのだから、自分の考えというものにオリジナリティなどないのでは、と。

でも学術的なコンテンツに対するこの考え方はとても尊大な態度である。
所詮専門分野を4年ぽっち齧った人間の考えた理論だったり考察が、必ずこれまでに書物や論文を残す人間の記録の一部とシンクロしていると思っているのだから。

それとは対照的に、創作物というのは比較的オリジナリティと被りというものに厳しいジャンルである。と、思っていた。

よく考えるとセカイ系と呼ばれる似たような展開の作品が山ほどあって、鬱ゲーと呼ばれる人を嫌な気持ちにするような卑劣極まりない描写をふんだんに盛り込んでカタルシスなり最後の純愛を輝かせるなりするコンテンツは山ほどある。
これではオリジナルも何も言えたものではない。
だからと言ってパクリはだめだから難しいね。

今日やったこと

・昨日作った料理を食べた。ナスの煮びたし

・考えていることが不連続的なので買い出しに2回行った。缶詰などを買った。

・「刹夏」( https://booth.pm/ja/items/1001952 )というクトゥルフ神話TRPGのシナリオのKPをした。

・幸せと悲しみの気持ちが同時に来た。しゃぶ葉のダシが2種類入る鍋みたいな形をした心だった。心臓も簡略化したらあんな感じなことに気づいた。あとそれぞれのダシ室に弁がつけば完璧。

・生理が来たので体調を崩した。

・平熱の上昇が他の追随を許さない。37.2℃。

書き出してみると色々やった気がしている。
でも難しいことは何一つしていない。何より、レポートを書いていない。困った。
レポートを書くのが信じられないくらい苦手だ。何度も書くくらい苦手だ。
単位が取れないと卒業できないことと、レポートを書かなければ単位が取れないことと、レポートを書くことが何一つつながっていない。
落ちていく水の軌跡で時間を表示する前衛的なアート時計のことを思い出した。

あれはでも、私よりは各段にいい。涼し気な上に時間まで教えてくれるのだから。

中二階

中二階ってなんなんだ。夢の中みたいなネーミングすぎる。

書いている今も突然頭に浮かんできたから文句を言っているのであって具体的なイメージはちっともわいてこない。

そもそもなかにかい?ちゅうにかい?どっちなんだ。

ミステリアスな存在。

何を書いているのかわからなくなってきた。

私信

なんか、こういうところに私信とか絶対載せないほうがいいのだけど、まあいいや。

人がTRPGGMをやっているとき、私がすごいなぁと思うのは

・処理の正確さ
私はよくシナリオを改変するのだけど、その度に怖くて大声で「改変します/しました」と叫んでいるので、平然とした顔でプレイヤーに寄り添ったシナリオの整え方をしてくれるのは非常にすごい。

・優しくしなさ

最近気づいたのだけど私は性格がナラティブの権化みたいな人間だから、物語がドラマティックになるためならかなり優しくなってしまう。それはゲームではなくてストーリーテリングの遊びだから、優しくせずにあえて厳しい状態に陥らせるのは本当にすごい。

 

声とか、ロールプレイとか、読み上げとか、人それぞれに人から見た魅力があるのはすてきなことだなあと思う。

その他

インターネットが円だったらかなり面白いと思う。